> 作家紹介

中島 泉Nakajima Izumi

1955年広島県生まれ
23歳 結婚を機に高知に来て機械にはできない感性を織る「さをり」に出会う。
現代手織協会会員、さをりリーダーズコミュニティ会員、高知さをり教室主宰
高知さをり会、やまももさをり倶楽部、八彩さをり会主宰

1990年から24回作品展主催 高知市
1991年 銀座東京ガスギャラリー個展など
2019年11月 作品展 蛸蔵ギャラリー
2021年7月 作品展「さをりと楮糸のであい」 日本サンゴセンター

楮絲との出会い

最初に持って来られた糸は反発が強く、まるで針金。苦戦しながらも作品を作り続けました。
織ってみて感じたことや改良点などを積極的に伝え、それを受けて改良され、その過程を経て、随分使いやすくなりました。
すごく面白い素材になりました。目が粗い割にはほつれにくいし、布にした時の軽さ、夏でもべたつかない感じで、この糸にしかない特徴があると思います。当初よりかなり細い糸も撚れるようになってきましたし、織物だけでなく編み物でも面白いかもしれません。和紙糸独特のクセを生かすのもいいですね。

野町 佳代Nomachi Kayo

高知県生まれ
嵯峨美術短期大学染織科・川島テキスタイルスクール専攻科修了
株式会社ひなや京西陣勤務を経て造形教室(高知)勤務1993~2000年
1993年より制作活動始める

個展
1994年 高知大丸ミニギャラリー(高知) 
1998年 星ヶ岡アートヴィレッヂ(高知)
2006年 ギャラリーYASOKAWA(神戸)
2007年`08年`12年つぶつぶカフェいるふぁ(東京)
2008年 アヴィタシオン(高知)
2021年11月 星ヶ岡アートヴィレッヂ「素材との対話 Vol.5」

グループ展
1993年おり▶︎織展(マロニエ/京都) 他多数

コンペ
1996年`99年`05年 朝日現代クラフト展
1996年 日本クラフト展

パブリック
2005年 高知医療センター(高知)・四国がんセンター(愛媛) 
2006年 八鹿病院(兵庫) 
2008年 昭和病院(東京) 

植物の色で絹や綿や羊毛の糸を染めて手織りしています。
たて糸は天と地をつなぐもの、よこ糸に温かな想いを織り込んで布が出来上がります。
楮絲に込められた愛情を感じながら一越し一越し丁寧に織り上げました。